現在のお仕事の中で得意なことや好きな業務はどんなことですか?
高齢化社会が進む日本の未来を考えて。
特別養護老人ホームの栄養士の役割は、ご利用者様一人ひとりに合わせた栄養指導や栄養管理を行うことです。大学時代に老人保健施設で1ヶ月間の臨地実習を経験した際、そこで働く栄養士の方々が活き活きと働いている姿を見て、学んだ知識を実際に活かせる「施設勤務栄養士」の魅力を感じました。その経験がきっかけで施設勤務を選びました。日本の高齢化が進む中、今後のニーズを見据え、しっかりと経験を積んでいきたいと思っています。まだ勤務して半年ほどで、周囲の方々に支えられてばかりですが、これからも一つひとつ学びながら成長していきたいです。
仕事の中で自分らしいと思う瞬間はどんな時ですか?
祖母とご利用者の健康を支えるため、学びの日々。
祖母と一緒に住んでいて、小さい頃からずっと見てきているので。最近機能的にも落ちてきているなと感じることが多々あります。まだまだ祖母には元気でいて欲しいので、自分が食事を通して健康をサポートしていけたらと思います。栄養バランスを考慮した上で飽きずに楽しめる食事を考えていけたらいいですよね。
また施設ではご利用者様にあった調理法を考え食事を提供するため、しっかりとした栄養の知識や入居者の栄養状態、食事摂取状況、運動量などの栄養管理に必要な情報を把握した上で一人一人に合った栄養ケア計画を作成指導を行う必要があります。まだまだ勉強の日々です。
プライベートの時間はどのようなことをしていますか?
試合の臨場感や熱気に興奮の休日。
スポーツ全般が好きで、特にサッカーや野球、プロレス観戦を楽しんでいます。その中でも一番好きなのは、地元札幌のサッカーチームであるコンサドーレ札幌です。札幌で生まれ育ったこともあり、自然とコンサドーレのサポーターになりました。試合の日にはチームのユニフォームを着て、スタジアムまで足を運び応援しています。スタジアムの雰囲気は本当に素晴らしく、試合の臨場感や熱気、そしてサポーター同士で歌うチャントが響き渡り、家で見るのとは全く違う感動があります。特に生で観るサッカーは、選手たちの迫力やスピードを目の前で感じられるので最高ですね。
これからしてみたいことはどんなことですか?
成長を続けながら、栄養士としての道を極める。
「食事が美味しい」「楽しみだ」と言っていただける瞬間が、栄養士として最も嬉しい瞬間です。健康な体は、どんなにお金があっても手に入れられるものではありません。そのため、実際に働いてみて、ご利用者様の健康維持に直接関わることができる栄養士という職業に、大きなやりがいを感じています。これからも栄養学や関連分野の勉強に励み、より高度な知識を身につけ、献立作成などの業務を早く一人前にこなせるように努力していきたいです。また、今後のキャリアの中で、タイミングが合えば北海道を飛び出して、新しい環境でさらに挑戦してみたいという思いも持っています。